猫に牛乳は飲ませたらダメ?その原因と与えるコツ

管理人 Jun7 です。


よく漫画やアニメで
子猫にミルク(牛乳)をあげるシーンがありますよね。
ミルクをもらった子猫はおいしそうにミルクをなめていますが、子猫に牛乳をあげてはいけないという話も耳にしたことはありませんか?

実際動物病院では、大人になるまで牛乳は飲ませないほうがいいといわれますよね。
そのためわたしの家では、子猫の間は専用のミルクをあげていました。

牛乳といえばカルシウムが豊富な飲み物というイメージがあると思いますが、実は牛乳にはカルシウムだけでなく、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルの五大栄養素がバランスよく含まれていて、人間の健康維持に欠かせない大切な飲み物です。ですが牛乳には、猫の体に良くない"乳糖"という成分が含まれているのです。

"乳糖(ラクトース)"は糖類の一種です。
ラクターゼという酵素が体の中で乳糖を分解してくれるのですが、
猫の体にはその酵素があまりないのです。


そのため、十分に消化・吸収できなかった牛乳で
お腹を下してしまう猫が多いのです。

日本人にはラクターゼをあまり持っていない人が多く、
人間でも牛乳でお腹を下したという話はよく聞くと思います。
ですが、全ての人間が牛乳に弱いわけではありませんよね。
それと同じように全ての猫がラクターゼ不足なわけではないのです。


ラクターゼ不足の猫が牛乳を飲むと消化不良が起こり下痢になってしまいますが、猫の中にはラクターゼを充分に持っていて、牛乳を飲んでも全然へっちゃら!という猫もいます。

また、冷たい牛乳はだめだったけどあたたかい牛乳は大丈夫という猫や、飲みすぎたら消化不良を起こすけど、少しなら平気という猫もいるので、その猫にあわせた調節をすることで牛乳が飲めるようになるかもしれません。

特に子猫のうちは、冷蔵庫から出したばかりの
キンキンに冷えた牛乳を与えるのはやめておきましょう。
じゃああたためた牛乳ならいいのかな?とも思いますが、
成猫の場合、あたためた牛乳を飲むとそれがお腹の中で冷えて脂肪の膜ができ、
かえって下痢を引き起こしてしまうこともあるで注意が必要です。
変に冷たすぎたりあたためすぎたりすることを防ぐためにも、
常温の牛乳を与えるのが一番無難かもしれませんね。

子猫のうちに牛乳を与えるのは、体に合わない危険性が高く不安だからと、全く与えないようになると、大人になっても乳糖を分解できる体質にはなりません。

そのような過保護な理由もあり、最近は牛乳を飲むとすぐお腹を下す猫が多いのではないでしょうか。

牛乳を飲んでもお腹を下さない猫は、普段の食生活でもなかなかお腹を壊しません

人間でも、自立するまで無菌の環境で育てられた赤ちゃんは、
菌への免疫力が非常に低い虚弱体質な子になってしまいます。

つまり猫も、子猫のうちからある程度牛乳に対する免疫をつけておければ、大人になってから牛乳も飲める強い子になってくれるかもしれないのです。

そもそもラクターゼが足りていない子に対しては、荒療治をしても意味がないですし、かわいそうなだけなので
きちんとその猫ちゃんの体のことを知った上の育て方をしてあげましょう。

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