殺処分される猫。その裏側と驚くべき真実

猫好きの私にはとても悲しい現実
「猫の殺処分」

平成27年度
成猫32,702匹、子猫47,043匹が殺処分されました。

このうち、返還や、譲渡によって生き残った数は約25パーセント。

また、この殺処分にかかる費用はすべて税金
だということはご存知ですか?

日本は、ペット後進国です。

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猫が殺処分される理由

・飼い主が(死去・施設に入所・生活困窮・猫の病気・介護状態・その他)飼育困難になったため
・野良猫

・野良猫から生まれた子猫たち・悪徳ブリーダーによる持ち込み

・去勢・避妊手術をせずに望まない繁殖による持ち込み

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持ち込まれた動物たちがどのように処分されているか知っていますか?


引き取り後飼い主などの引き取り手が現れないと判断され殺処分されるまでの期間は自治体によってバラバラですが
早ければ3〜7日で殺処分されるんです。

飼い主が持ち込んだ場合の多くは、即日殺処分。

ドリームボックスというガス室に閉じ込められた猫は
ガス殺された後、ガス室からそのまま機械的に焼却炉に落され焼却されます。

子猫は息絶えないまま焼却される場合もあるんですよ。

焼却された遺灰の多くは産業廃棄物として廃棄されます。

飼い主側の一方的な都合によって殺さなければならないという点においては、
獣医師も含め処分に携わる職員の精神的苦痛は非常に大きいでしょうね。

飼い主の元暮らしてきた猫は、
殺処分までの間、
一体、どんな気持ちで過ごすのでしょうか。

考えるだけで、
胸が張り裂けそうになります。

このような状況の中、全国各地で「殺処分ゼロ」を目指す活動も広がっています。

環境省の統計資料によると飼い主・所有者不明・負傷動物など
様々な人が保健所に持ち込みしていることがわかりました。


年度 合計
引取り数 処分数 引取り数 処分数 引取り数 処分数
返還・譲渡数 殺処分数 返還・譲渡数 殺処分数 返還・譲渡数 殺処分数
平成16年度 181,167 25,297 155,870 237,246 4,026 238,929 418,413 29,323 394,799
平成17年度 163,578 24,979 138,599 228,654 3,936 226,702 392,232 28,915 365,301
平成18年度 142,110 28,942 112,690 232,050 4,427 228,373 374,160 33,369 341,063
平成19年度 129,937 29,942 98,556 206,412 6,179 200,760 336,349 36,121 299,316
平成20年度 113,488 32,774 82,464 201,619 8,311 193,748 315,107 41,085 276,212
平成21年度 93,807 32,944 64,061 177,785 10,621 165,771 271,592 43,565 229,832
平成22年度 85,166 33,464 51,964 164,308 11,876 152,729 249,474 45,340 204,693
平成23年度 77,805 34,282 43,606 143,195 12,680 131,136 221,000 46,962 174,742
平成24年度 71,643 33,269 38,447 137,745 14,858 123,400 209,388 48,127 161,847
平成25年度 60,811 32,092 28,570 115,484 16,320 99,671 176,295 48,412 128,241
平成26年度 53,173 31,625 21,593 97,922 18,592 79,745 151,095 50,217 101,338
平成27年度 46,649 29,637 15,811 90,075 23,037 67,091 136,724 52,674 82,902

(https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html 引用)


年々、殺処分の数は減っているものの、自治体によっては増えている箇所もあります。

平成26年では、7万9745頭の猫が殺処分されています。

では、なぜ殺処分が減らないの?


猫ブームと言われる昨今
手間もお金もかからない、簡単に飼えるペットという感覚で、軽はずみに猫を迎え入れてしまう人が大きな要因と言えるでしょう。

飼ってみたけど、嫌いになった。

面倒が見れない。金銭的余裕がない。

このような身勝手な理由で保健所へ持ち込む または外へ棄てる。

棄てられた猫は野良猫になり、糞害や鳴き声、喧嘩などに迷惑をする住民によって、野良猫を捕獲し持ち込まれるというケースもあります。

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簡単に飼える。
簡単に放棄できる。

命を迎えることってそんなに簡単なことではないはずです。

また、悪徳ブリーダーなどがブームに乗っかりたくさん子供を産ませ、大量に売れ残ってしまった猫たちを知らぬ顔して保健所へ持ち込む!なんてことも多くあるそうです。

そんな中、神奈川県では殺処分ゼロを3年連続実現しています。

では、殺処分が減らない県との違いはどこにあるのでしょうか。

神奈川県 殺処分ゼロの取り組み

・正当な理由がない限り引き取らず保護センターへ収容される動物を減らした
・ボランティア団体などの協力のもと、保護センターから譲渡する窓口を広げた

また、引き取りした動物の返還率を上げるため動物の所有者明示の普及に取り組んでいるそう。

具体的には、犬や猫などにマイクロチップを埋め込むなどして所有者を明確にすることで、迷った動物たちが飼い主の元へスムーズに戻れるようにしている。

その他、熊本や北海道では犬の殺処分ゼロを達成
2011年に殺処分数が全国ワーストを記録した広島県ではなんと殺処分ゼロを維持しているそうです。


すごい!!

また、TNRなどを推進し野良猫を市域社会に受け入れる活動も広がっています。

ただし、この地域猫制度には賛否の声も多く
野良猫の糞尿被害に困っている人々からは、なぜ野良猫のために税金なんて使って
しかも共存しないといけないんだ!
そんな声も多くあるのが現実です。

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https://love-cats.jp/post-37/

難しい問題との直面で、私自身猫と暮らす飼い主としては、日々、この問題については考えさせられることばかりです。

地域猫について・反対の声については別の記事でも紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね。

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