猫のヒゲの役割とは?向きで分かる猫の感情

管理人 Jun7 です。

どんな猫にでもあるヒゲ。みなさんは好きですか?
猫のヒゲは猫には欠かせないとってもかわいいチャームポイントですよね。

でもわたしは毛穴感が好きじゃないのでヒゲはあってもいいけど、ないほうが可愛いんじゃないか?と思っていました。

でもなくなったらなくなったできっと物足りないですよね。
猫の絵を描くときには、鼻の横にヒゲを書いていない人も多いですよね。
そもそも猫のヒゲって鼻の横だけなのか?と疑問に思ったことをいくつか調べてみました!

そこで知ったのですがなんと
猫のヒゲは、鼻の横以外にも生えているのです!

実は猫のヒゲは、鼻の横にある上唇毛(じょうじんもう)と呼ばれる毛のほかに、頬骨辺りの頬骨毛(きょうこつもう)、目の上にある上毛(じょうもう)、口角の口角毛(こうかくもう)、顎の頭下毛(とうかもう)と、意外とたくさんの場所に生えているのです。

そう言われてみれば確かにあった!!と猫の顔を毎日見ているはずなのに
あんまり深く考えていなかったな~と自分の観察力のなさに気づきました(笑)

そしてそのヒゲは、猫においてとても重要な役割をしているのをご存知でしたか?

人間のヒゲは、ヒゲが好きな人でない限り、剃っても剃っても勝手に生えてくる無駄なものというイメージがありますよね。
男性だけでなく、女性でもヒゲが濃い人などは困っているんじゃないでしょうか。
もちろんヒゲをお洒落だと考えている人も中にはいると思いますが、ほとんどの場合必要のないものだと考えますよね。

そんな人間のなくなってほしいほど無駄なヒゲとは違い、猫のヒゲには素晴らしい機能が備わっています。

猫のヒゲは「触毛(洞毛)」と呼ばれる感覚器で、その名の通り"触覚を有する毛"です。

  • 獲物を探す際に風にのって香ってきたにおいの方向を感じとる。
  • 獲物の動きや距離感をつかむ。
  • 狭い場所を通るときにバランスをとる。
  • 空気の振動で音の方向を探る。

など、さまざまな役割をしています。

猫は遠くのものは良く見えるのですが、近くのものははっきりと見えていません。
そのため、エサを食べる時など自分の近くのものとの距離感をはかったり、場所の把握などもヒゲを使って行っています。

そして上毛は、人間でいうまつげのような役割をしています。
ほんの少しでも何かを感じたときにはすぐに目を閉じて目を守ることが出来るようになっているのです。

『猫が顔を洗うと雨がふる』ということわざ、誰でも聞いたことはあると思います。
何故このようなことわざになったのかというと、雨の前に空気中に増えてくる湿気が、猫のヒゲに重く絡みつくことで、それを取り払おうと顔を執拗に触るためにそういわれるようになったのです。

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猫のヒゲは決して切ってはいけない
ヒゲは猫にとって大切な感覚器であり、体の一部です。
人間でも伸びてきたら切るんだから猫も同じだろうと切ってあげる、なんてことは絶対にしてはいけません。

ヒゲを失くすことで

  • バランスが取れなくなりフラフラする。
  • あまり動かなくなってしまう。
  • 空間を把握できなくなり、平衡感覚が乱れる。
  • 足元がおぼつかなくなる。
  • 判断力が鈍って、俊敏に動けなくなる。
  • 暗闇で動くことが困難になる。
  • 狭い場所を通れなくなる。

など、大切な能力を失い、猫として生きていくことが困難になってしまいます。

それに猫のヒゲの根元には神経も通っているため、
無理に抜こうとすると痛みも伴うようなので絶対にやめてあげましょう。

猫の中にはヒゲが普通より長かったり、多かったりする子もいます。
でもだからといって困ることは何もないし、猫のヒゲは普通の体毛と一緒で半年間隔できちんと生え変わります。

猫のヒゲを持っていたら金運のお守りになるから、
切ったほうが可愛いからと切ってしまう人も中にはいるようですが、猫のヒゲを切るということは、動物虐待になってしまうかもしれないひどい行為です!

 

猫ちゃんのことが大切なら自分本位な考え方はやめて、猫の気持ちになって考えてあげるようにしてあげてください。
どうしてもヒゲが欲しい時は、部屋を掃除する際などに見てみてください。
体毛と同じで抜け落ちるものなので見つかるかもしれませんよ。

また、ヒゲの向きは猫の気持ちの表れでもあることを知っていますか?

毎日一緒にいることでついつい当たり前になり、観察が疎かになってしまいがちですが、
飼い猫ちゃんのヒゲを注意してみるようにしてみてください。


このようにヒゲがピンと上を向いているときは、
猫のテンションが上がっていたり、興奮している状態です。

わたしの飼い猫ちゃんはわたしがエサを置いている場所の近くに行っただけで
エサの時間だ!とわかるのか、ヒゲをピンとたてて近づいてきます。
ちょっと意地悪してやろうと、エサを入れている容器を右に持って行ったり、左に持って行ったりするとヒゲとしっぽを立てながらついてくるので本当に可愛くて仕方がないです。(笑)

このようにヒゲだけでなくしっぽもピン!と立っていたら、かなり楽しい気分で機嫌がいいと考えられます。

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このようにヒゲが下にダランと下がっていたり、ピタッと顔にくっついていることはありませんか?
これは猫が安心していたり、リラックスしている状態です。

わたしの飼い猫ちゃんにもよく見られるヒゲの向きです。
このことを知ってからというもの、この姿をしている猫ちゃんたちのことが
さらに愛おしくなりました。
「ああ~~わたしと一緒にいてくれて落ち着いているんだな~」と。


このようにヒゲが全体的に横にぶわっと広がっているときは、
猫が何かに興味を示していたり、緊張していたり、周りを警戒している状態です。

わたしの飼い猫ちゃんは、掃除機をかける時にこの状態になっていることが多かったのですが、きっと大きな音がなる得体のしれない機械が怖かったんですね。
電源を入れていない掃除機なら、近付いて様子を見ていることもあるんですが
電源を入れた途端に怖がって一目散に逃げていきます。
この掃除機の音には何年たっても慣れないようです。

また、ヒゲが前に向いているときも、同じような意味が考えられますが、このヒゲの向きの場合は、何かに興味をしめしている時だけでなく、自分にとっての敵を見つけた時など、闘争心にかられているときにも見られます。
わたしは多頭飼いをしているのですが、猫ちゃんと猫ちゃんのご対面の時は、凄くヒゲをピンと前に伸ばして興奮していたな~と思いだします。
そんな猫ちゃんたちも今では一緒に寝るほど仲良しです♪

猫のヒゲに注目してみると、気分によってヒゲの向きが変わるので、
「今はこんな気持ちなのかな?」
「こうしてほしいのかな?」
「こうされたらいやなのかな?」
と、猫ちゃんの気持ちが少しわかるようになりますよ。

この記事を参考に観察してみてくださいね。

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